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2016. 12. 18  
いやーやっと今年は「ヘヴィロテしたアルバム10枚」を
何とかピックアップ出来て良かった。
何年か書けなかったので。

あ、例によって順不同ですし、
アルバムを手に入れた時期もパラパラなので
あくまで「今年良く聴いたアルバム」ですので悪しからず。
それでは行ってみましょう。

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伽草子/吉田拓郎

個人的には、吉田拓郎の作品というよりも
作詞家の岡本おさみのアルバムなんじゃないかと(笑)
それだけ歌詞がいちいち「刺さって」くる。
そこに、吉田拓郎の「言葉を吐き捨てる」ようなヴォーカルが
より、普通の光景を普通じゃなく見せてくれる。
もう別にボブ・ディランの影響が~云々はどうでもいい。

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To Pimp a Butterfly/Kendrick Lamar

エミネム以降、ピンとくる新人ラッパーが見当たらなかったのだが
これを聴いた瞬間に、ラップというだけよりも音の世界観に
ずっぽりとハマリこんでしまったようだった。
ひねくれまくったジャズとでもいうべきか。こういうのもアリか?と
頭の固いオトナたちへの挑戦にも似た音がさく裂している。
デヴィッド・ボウイの最後の作品「ブラック・スター」を作る上でも影響を与え
ボウイのプロデューサーであるトニー・ヴィスコンティーも
このアルバムを聴きまくっていたという。

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It's On (Dr. Dre) 187um Killa/Eazy E

今年は映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」が公開され(まだ観てないけど)
NWAブームが再燃したようにも思える。
そんな中でよく聴いていたのがNWAリーダー、イージーEのソロ・アルバム。
元々リリシストではないので、リリックはアイス・キューブなどに手伝って貰っていたらしいが
イージーの、カン高いラップは意外に心地よく、それでいてポップ。
とにかく反目したドクター・ドレーをディスりまくりのアルバムである。

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Here/teenage fanclub

俺は長年TFCの大ファンだが、ぶっちゃけ前作はあまり好きではなくて
実はそんな聴いていなかったのだが、このアルバムはとても素晴らしくて
連続で三回ぶっ通しで聴いた。
「バンドワゴネスク」に感じた、ささくれたワクワク感もないし
「ソングス・フロム・ノーザンブリテン」に感じた正統派POPでもない
しかし、純粋に彼らが今表現したかった音楽がまさに「ここに」あるのだ。
それでいいじゃないか。それだけでいい。
彼らがいて、彼らが信じる音を作ってくれるだけで、それでいいのだ。

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The Getaway/Red Hot Chili Peppers
デンジャー・マウスをプロデュースに迎えたという今作
ダンス・グルーヴに重点を置いているのかと思いきや
レッチリ本来が持つメロディアスな部分をよりフォーカスしたような
そんなアルバムになっていると思う。
残念ながらジョン・フルシアンテはいない。
彼がいないからこそこういうアルバムが出来たんだと思う。

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Free TC/Ty Dolla $ign

この手の、所謂モダンなコンテンポラリーR&Bは
どちらかというと苦手な方だったのだけど
アイズレ・ブラザーズのメンバーを親族に持つというTy Dolla $ignは
作詞作曲は勿論の事、ラップもプロデュースも
更には各種楽器もプレイしてしまうという、マルチ・アーティスト
豪華なゲストもさることながら、まずは彼のヴォーカルを聴いてほしい
ハマりますよ。

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Hendra/Ben Watt

エヴリシング・バット・ザ・ガールの…という固有名詞は特に
必要ないと思えるほどの良作に仕上がった、
彼の二枚目のソロ・アルバム「ヘンドラ」
徹底してシンプルなアレンジ
そしてメロウで染み入る様なバーナード・バトラーのギター
とにかく素晴らしい一枚であると確信している。

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Anthology 1969-1972/The Flying Burrito Brothers

ザ・バーズを脱退したクリス・ヒルマンと、これまたザ・バーズにカントリーを教えた男
グラム・パーソンズが組んだグループのベスト盤。
グラムに感じる魅力はズバリ「儚さ」非常に壊れやすいガラス細工のような彼のヴォーカルが
特によく堪能出来るのはストーンズのカヴァー「ワイルド・ホーセズ」と
「コロラド」だと思う。まず聴け。

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ROOTS/Curtis Mayfield

カーティス作品の中では一番衝撃的だったのは1stアルバムだったのだが
これは2ndに当たる作品。基本的には流麗なストリングスにホーン
そしてパーカッシヴなサウンドが全編にわたって使われているのだが
このアルバムは前作とは少し違って、確かにメッセージ性が強い歌詞ではあるのだが
前作の、責任を全うするような重苦しさではなくもっと軽やかで明るい。

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Hunky Dory/David Bowie

まさか今年亡くなるとは…誰もが死去のニュースに驚き
そして途方に暮れた。まさにボウイ・レス症候群になってしまった一年であった。
数あるアルバムの中でこれを今年は良く聴いていたのだけれど
ボウイの美しいヴォーカルに、リック・ウェイクマンの硬質なピアノ
そしてなんと言ってもミック・ロンソンのゴージャスなギター
どれを取っても一級品で、謎めいていて、聴き手を違う世界に運ぶ…
まさにマジック。
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